イライラからくる肩こり
女性に特に多い肩こり。原因は仕事のストレス、生活環境の変化といろいろあるけど果たしてストレスがなくなれば本当に肩こりは改善するのか?更年期や腰痛との関係は?今日はそんな肩こりに関するお話。
「肩こりの原因はイライラ」
肩こりもいろんな原因があるけどそのひとつにイライラが原因となる肩こりがあります。
つまり肩こりはストレスによって引き起こされるというわけです。
ストレスと肩こり、経験のある方はイメージつくけど、実際にはどういったメカニズムで原因となるんだろうか。
「西洋医学からみた肩こり」
ストレスが原因になる肩こり、
西洋の筋肉や骨格といった見方からすると、ストレスによって筋肉がこわばり、いわゆる不良姿勢になってしまうことが肩こりを引き起こす要因になります。
これが俗に言う”怒り肩”というやつです。
怒り肩は首から肩、そして肩甲骨や背骨に大きくついている僧帽筋というひし形のような形の筋肉をぎゅっと縮めたまま固めてしまいます。
固まった筋肉は関節に負担をかけ、関節そのものもこわばらせてしまいます。
そうすると、本来できていたはずの動きや体の支持もできなくなってしまい痛みとなって肩こりが起きるわけです。
四十肩や五十肩と言ったりもしますね。
なので、痛みが起きてすぐの肩こりであれば硬くなった筋肉をマッサージや体操でほぐすことによって症状が和らぎ、改善することが多いです。
その一方で、四十肩・五十肩と言われるまで我慢したり放置されていた肩こりの場合は関節にも負担がかかり、動かし方そのものが変化してしまっていることが多いので、マッサージで筋肉をほぐすだけでは再発しやすくなってしまいます。
「東洋医学からみた肩こり」
中国からやってきた東洋医学の考え方では、ストレスによる肩こりを五臓のはたらき
↑五臓について知りたい人は東洋医学 五臓でググってみてください。
による肝との影響によるものとされることが多いです。
複雑に絡み合っているので、それだけではないこともありますが、ここでは割愛。
五臓のひとつである肝は筋肉との関連が非常に深いんです。
そして肝は、人が持つ感情の中でも怒りやストレスに影響を受けやすい部分とされています。
東洋医学的にはこのような特徴を持つ人の体のはたらきが影響して肩こりが起こると考えられています。
総合的にみると西洋医学のストレスや怒り肩と共通する点がありますね。
「ストレスをなんとかしよう!」
つまりは、やはり、肩こりの原因としてストレスはひとつのキーワードになるわけです。
ということはストレスをなんとかできれば・・・
でもそんなに簡単じゃないのが現実。
特に今
ストレスを感じないようにしよう!なくそう!
と思ったアナタは危険です。
なぜかというとストレスをなくすのは環境を変える必要があることが多いので、それは非常に難易度が高いからです。
だから、
それよりもストレスを感じる中で、
いかにそれを和らげ
そしてリフレッシュできるかどうかで大きく違ってくるんです。
ストレスフリーになれる方法、探してみてくださいね。
自分に合ったオリジナルのセルフケアが見つかるはずですよ^^
具体的な方法の紹介はまたの機会に・・・
それでは今日はこのへんで!