おじぎで痛い腰痛と反って痛い腰痛
腰痛って痛む場所が多少違うだけで、全部一緒なのだろうか。それは病名がついているかついていないかだけの違いだろうか。腰痛の痛みが出るふたつのパターンについてのお話。
おじぎで腰が痛む人、腰を反って痛みが出る人は読んでみてね〜^^
「腰の痛みって」
動くと痛いとか、じっとしているだけでも痛いとかいろいろあるよね。
まず判断して欲しいのは、何しててもすごく痛いって人は一度病院で医師の先生に診てもらうことをおすすめします。
なぜなら骨折だったり、内臓の病気で腰が痛いと感じている場合もあるからね。
腰痛はありふれた症状ではあるけれど、大丈夫だろうとかこれくらいならという決めつけはあまりよくないですよ。
あまりに長引いていたり、痛み方がおかしいなと感じた時には、整形外科だけでなく内科なども受診してみることをお勧めします。
病院の先生も専門分野があるので、不安な時にはそうしてみるのがいいですね。
「2つの腰痛」
では、おじぎして痛い時の腰痛と反って痛い時の腰痛はどんな違いがあるんだろうか。
今回は筋肉や骨そして靭帯っていう人の体の構造からみた腰痛の種類をみていきましょう^^
「おじぎで痛い腰痛」
おじぎをして痛みが出る腰痛、
または前かがみや前傾する姿勢で痛い腰痛は、
筋肉や筋肉を包む筋膜という薄い膜に傷ができて、そこから痛みにつながります。
つまり、
”筋肉が原因で腰痛が起こる”
のがこのおじぎで痛い腰痛の特徴です。
仕事や運動で使いすぎることによって、一時的に筋肉の柔軟性が低下して硬くなってしまいます。
普通はストレッチをするとか、休んだり、寝たりすることによって柔軟性は元に戻るんだけど、疲労がたまっていたりすると回復し切れずそのまま次の日を迎えてしまうと、筋肉の硬さは蓄積されてしまいます。
こうして筋肉の柔軟性が次第に低下して痛みが出てきてしまうのが筋肉や筋膜性のおじぎをして痛む腰痛です。
「反ると痛む腰痛」
おじぎとは逆に腰を反ることで痛みが出る腰痛。
これは関節や骨になんらかの変化・異常が起きることで痛みを引き起こしていることが多いんです。
例えば背骨の疾患でヘルニアや腰椎分離症、脊柱管狭窄症なんかは反ると痛みが出たり症状が増悪したりします。
もちろん他の動きでも痛みが出ますが、これはひとつの目印になります。
「あなたはどっち?」
どうでしたか?
もし
おじぎで痛い、
反って痛いなどなど
少しでも気になる時には、やはり専門家の意見を聞いてみるのはとても大切だと思います。
整体や病院でも少しずつ意見が違ってくることもたくさんあるので、意見を聞いた上でご自身が納得できるようにしておくのがベストですね^^
何もないところからの自己判断はやはり危険ですよ〜
それではまた!